モスクワはグレイの雨
2003年12月11日私が救急隊員4人に囲まれ、それでもクチを割らなかったのは
以前、見たスパイ映画が心にあったからだろう・・・
こういう状況に根性、発揮するんよね、なぜか。
無駄でも発動するのだ。
その映画の題名は、すっかり忘れてしまったのだけど、往年の名作、のはず。
時代設定は第ニ次世界大戦後、たぶん。
恋人だった二人が戦争で敵同士となり、離れ離れのまま、年月が経つ。
ある日、男の方に戦後審判のようなものでスパイ容疑がかかる。
で、女の方も呼ばれて(タレ込みでもあったのか)、面通し、と云うか「この男を知ってるか」みたいな尋問を受ける。
二人にとっては、戦争で仲が引き裂かれ、もう何年振りかの再会。
知るも知らぬもの段階じゃないよ、心の中は!
女の人にとってはその人を知っていると言えば、自分が敵方に居た事になる。
男を、そのまま知らないと言えば、自分は安全な訳です。
でもね、なんで「知らない」なんて言える??
身の安全よりその前に、言いたいこと、気持ち爆発でしょう。
男は目で「知らない振りしろ!」って言うし。もう刹那。刹那なんです。
本当に愛し合う男女って、「崖、飛び降れるか」「OK!」って云う目をする。
目と目、見交わすからね。
もう、そんな目で見交わす一瞬があり、でも女の人は崩れ落ちていく・・・・
と云うラスト。
ウロ覚えだけれど・・・・・
あー、見たい!この映画!
深夜、テレビで見たのよね。
白黒だったような気もします。
幻なのです・・・・・
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